地方 |
九州地方 |
団体コード |
40000-9 |
ISO 3166-2:JP |
JP-40 |
面積 |
4,976.99km2
※境界未定部分あり |
総人口 |
5,070,200人
(推計人口、2010年7月1日) |
人口密度 |
1,020人/km2 |
隣接都道府県 |
(陸上)佐賀県、熊本県、大分県
(海上)山口県、長崎県 |
県の木 |
ツツジ |
県の花 |
ウメ |
県の鳥 |
ウグイス |
他のシンボル |
福岡県民の歌:希望の光 |
県庁所在地 |
〒812-8577
福岡県福岡市博多区東公園7番7号 |
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九州本島の北部に位置し、九州地方の県では最も人口が多い。県庁所在地の福岡市は九州最大の都市で、九州地方の経済・文化・交通の中心である。福岡市と北九州市の2つの政令指定都市を抱え、いわゆる三大都市圏以外では唯一人口密度が1,000 人/km2 を超えているなど、比較的繁華な県である。
北部は日本海(響灘・玄界灘)、東部は瀬戸内海(周防灘)、筑後地方は有明海に面している。県の中心部を筑紫山地が連なっており、筑後川・矢部川・遠賀川流域、宗像地域、京築地域では平野が広がっており水田地帯が多い。
玄界灘の壱岐や対馬をはさんで大韓民国があり、特に南部の主要都市である釜山までは、福岡市から直線距離で200km程度(高速船で2時間55分。鹿児島市までの距離と同等。現在福岡市は釜山市と超広域経済圏を形成する構想がある)であり、中国の上海市までは850km程度と東京よりも近い。他、近隣諸国の主要都市が1,000km圏内に存在するため、博多港から釜山への航路や、福岡空港から韓国や中国、台湾など東南アジア主要都市への航空路が多く設定され、東南アジア方面、特に韓国からの観光客が増加の傾向にある。
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気候
福岡地方、北九州地方の日本海沿岸部・関門海峡沿岸部(福岡市・北九州市・宗像市・糸島市など)
この地域は九州の中でも日本海側気候の影響が最も強い。冬期は北西の季節風が吹きつけるため肌寒く、曇天の日が多く日照時間が少ない。強風・風雪・波浪注意報も発令される事も多く、強い冬型の時には暴風雪・波浪警報が発令される場合もある。また、年に数日程度は積雪する日もある(平野部で積雪することは少ないが、脊振山地周辺などでは雪が積もりやすい)。梅雨明け後は最高気温が30℃以上の真夏日が多いが、35℃以上の猛暑日になる事は少ない(福岡市の平年値(1997年~2006年の10年平均)は、夏日140.1日、真夏日60.7日、猛暑日4.3日。冬日3.2日、真冬日0.0日)。関門海峡周辺では霧が発生しやすく、日本海側気候と瀬戸内海式気候との境界に当たるため、二面性を持つ気候である。
北九州地方の瀬戸内海(周防灘)沿岸部(行橋市・豊前市など)
この地域は瀬戸内海式気候に属する。年間を通して比較的温暖で、降水量は少なく晴天が多い。冬は日本海側気候の影響で、年に数回程度の積雪はあるが、季節風の影響は日本海側より小さいので、強風や波浪などの注意報が発令されることは少ない。
筑豊地方、筑後地方の内陸部(久留米市・飯塚市・直方市・田川市・嘉麻市・朝倉市など)
この地域では内陸地形であるため、寒暖の変動が激しい。夏は猛暑になりやすく、最高気温が35℃を越える日もある(飯塚市の平年値は、夏日143.5日、真夏日65.4日、猛暑日3.6日)。冬は最低気温が氷点下になることもあり、県内ではこの地域が最も積雪しやすい(冬日28.5日、真冬日0.1日)。特に標高1,000m級の山が連なる筑紫山地の英彦山周辺では100cm以上積雪する事もある。
筑後地方の有明海沿岸部(大牟田市・柳川市・大川市など)
有明海は内海のため、瀬戸内海式気候に近い。年間を通して温暖で、降水量も多くない。冬期は最低気温が氷点下になることもあるが、降雪することはあっても積雪することはほとんどない。
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