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北海道

北海道(ほっかいどう)は都道府県の一つであり、日本国の最北端に位置する地方公共団体である。札幌市を道庁所在地とする北海道庁の管轄下にあり、今日における日本全国1都1道2府43県中唯一の「道」である。ただし、北方領土はロシアが実効支配をしており、道庁が実質的に管轄出来ていない国土が存在する。

この北海道1道のみで構成される地方を北海道地方といい、面積83,456.75km2、日本の総面積の約2割超(22.9%)を占める。

北海道はまた、島の名でもある(明治以前は蝦夷地)。日本列島を構成し、本州の北に位置する面積77,984.15km2の島で、日本列島四大島の一。島名は律令制における五畿七道の各道に倣って新設された北海道による。



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地方

北海道地方

団体コード 01000-6
ISO 3166-2:JP JP-01
面積 83,456,64km2
総人口 5,525,509
(推計人口、2010年7月1日)
人口密度 66.2人/km2
隣接都道府県 青森県
県の木 エゾマツ、アカエゾマツ
県の花 ハマナス
県の鳥 タンチョウ
北海道の歌 北海道民のうた
道民体操(どさんこ体操)
道庁所在地 〒060-8588
北海道札幌市中央区北3条西6丁目1番地

地方公共団体としての北海道は、北海道本島の他、利尻島、礼文島、奥尻島、天売島、焼尻島、渡島大島、渡島小島等の属島をその領域に含む。択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島も北海道の領域の一部だが、1945年にソビエト連邦が占領し、現在も同国の後継国家であるロシア連邦の実効支配下に置かれており、現在、日本の施政権が及んでいない。

北海道には179の市町村(35市129町15村)、64の郡がある(この他、北方領土に5郡6村がある)。北海道では、森町が「まち」である以外は、町は全て「ちょう」、村は全て「むら」と読む。

地理

島としての北海道は、面積77,984.15 km2(日本では本州に次いで2番目、世界では21番目に大きな島)。アイルランド島よりやや小さく、樺太よりやや大きい。南の本州とは津軽海峡で隔てられているが、青函トンネルにより鉄路で繋がれている。北は宗谷海峡を隔てて樺太と向かい合い、東には千島列島が連なり、間接的にではあるがロシアと国境を隔てている。西の日本海、南東の太平洋、北東のオホーツク海と、3つの海に囲まれており、周辺には対馬暖流とその分枝である津軽暖流・宗谷暖流、及び親潮と東樺太海流が流れている。

北海道は大きく分けて胴体部にあたる菱形の部分と、南西の半島部(渡島半島)よりなる。

胴体部は南北に蝦夷山系と呼ばれる山地群が貫き北海道の脊梁を成している。蝦夷山系は南の日高山脈に始まり、東の石狩山地・北見山地と、西の夕張山地・天塩山地に分岐しており、この二列の間には富良野盆地・上川盆地・名寄盆地等の盆地列が形成されている。頓別平野からこの盆地列を通り、鵡川の河谷に抜ける低地帯を北海道中央凹地帯と呼ぶ。

北海道東部は千島弧の延長である知床半島や阿寒の山々が、それぞれ北東-南西の山列を成しながら全体としては東西に伸びている。この北側は北見山地からなだらかな傾斜が海岸近くまで続き平野は少ないが、南側では十勝平野、根釧台地等の大平野が形成されている。

渡島半島に続く地域は、石狩湾から石狩平野、勇払平野を通って太平洋へと抜ける石狩低地帯である。ここには人口約190万を抱える札幌市や、千歳市、苫小牧市等が並び、北海道で最も人口が集中する地域となっている。渡島半島は東北日本弧内帯の延長部にあたり、石狩低地帯の西に位置する南西部山地、その南に黒松内低地帯、更に南には渡島山地がある。

北海道の主な高峰は、蝦夷山系と千島弧の会合する中央部の石狩山地(大雪山連峰、十勝岳連峰等)と、その南に続く日高山脈に集中している。最高峰は大雪山の旭岳で、その標高は2,291mである。南西部山地には「蝦夷富士」と呼ばれる羊蹄山等の山がある(北海道の山の一覧も参照のこと)。


北海道の一級水系の流域図一級水系は13水系ある。石狩川、天塩川、十勝川、釧路川、網走川、常呂川、湧別川、渚滑川、留萌川、沙流川、鵡川、尻別川、後志利別川。

阿寒湖、大沼、屈斜路湖、サロマ湖、支笏湖、洞爺湖、摩周湖、ウトナイ湖、網走湖、能取湖、風蓮湖などの湖がある。

気候

西岸海洋性気候や温暖湿潤気候が見られる道南の一部沿岸地域を除くと、ほぼ全域が亜寒帯湿潤気候である。夏と冬の温度差が大きく冬の積雪は根雪となる。道内全域が豪雪地帯、一部地域は特別豪雪地帯になっている。道北、道東は寒さが非常に厳しく、沿岸部を除くほぼ全域で最寒月の平均気温が-8度以下となり、零下20度以下まで下がることが多い。

地域により日本海側気候(オホーツク型・北海道型)・太平洋側気候(東部北海道型)に属する。

日本海側気候(オホーツク型) 宗谷支庁南部・網走支庁の大部分
日本海側気候(北海道型) 宗谷支庁(南部を除く)・上川支庁・留萌支庁・空知支庁・石狩支庁・後志支庁・日高支庁の一部・胆振支庁の大部分・檜山支庁・渡島支庁
太平洋側気候(東部北海道型) 網走支庁の一部・根室支庁・釧路支庁・十勝支庁・日高支庁の大部分・胆振支庁の一部
気温は夏冬とも一般に日本海側で高く、オホーツク海・太平洋側で低い。

日本海側気候の地域は冬季には低気圧や気圧の谷の他、季節風による降雪が多く、降水日数(1mm以上の降水が観測される日数)の最多月も冬季(1・2・12月の何れか)である。太平洋側気候の地域は冬季には低気圧や気圧の谷のみによる降雪が殆どで、強い冬型の気圧配置で季節風が山岳を越えて降雪することがあり、降水日数の最多月は冬季以外(3 - 11月の何れか)である。
太平洋側沿岸部では夏には霧が発生し、夏でも気温が25度を超えることは少ない。
内陸の盆地部は気温の年較差が大きく冬季には零下30度以下になるなど記録的な低温を示すことも多い。特に、名寄盆地、上川盆地、雨竜川周辺などは最も寒さが厳しく、零下40度以下の気温が観測されている日本の寒極である。
道南の沿岸地域は道内では最も温暖で東北地方と似通った気候であり植生も類似している。
札幌などの都市部では都市化などの影響により冬季の気温が急激に上昇している。
北海道地方には梅雨がないとされ、気象庁でも北海道の梅雨入りは発表されていないが、梅雨前線が北海道にかかり、2週間ほどぐずついた天気になることがある。これを蝦夷梅雨という。

また、台風の襲来も少ない。台風として上陸するのではなく、温帯低気圧となってから上陸することが多い。ただし、温帯低気圧は台風と異なり、温度差がエネルギーのため、台風に持っていた温かい空気と北海道以北の冷たい空気との温度差が大きくなるため、発達し、道内に被害を与えることがある。

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